メンタルタフネス講座を開催しました。人は強みの複合体。

メンタルタフネス講座を開催しました。

 

参加した方々の動機は、

今回も様々でした。

 

・打たれ弱くてネガティブな考え方をなんとかしたい

・自分の強みは何に向いているのか知りたい

・自信をもちたい

・強みを活かして気持ち的にラクに楽しく働きたい

・仕事での身体的な苦しさを、

メンタル面を鍛えたら乗り越えられるのでは?と思って

 

などなどでした。

 

メンタルをタフにしたい目的は、

人によって本当に様々ですね。

 

自分の強みを知ることで、

自分がどういう人間なのかを知ることができます。

 

苦しさの原因も、対処法も、

自分がわかれば見えてきます。

わかってくれば、自ずとメンタルがタフになり、

今までよりもラクで気分良く、

物事に取り組めるようになってきますね。

 

 

参加してくださった方とのやりとりも、

いつものように本当に色々でした。

 

少しだけご紹介しますね。


 

参加者Aさん

自分が客観視できない。

普段は、無意識に近い感じで、周りの人が自分をどう思っているかを気にしている。

決めていく・決断することができない。本当に周りにとってそれでいいのか?と思っている。

 

森田の意見

Aさんが持っている強みの「和」が、過剰に出ているのだと思う。

「和」の強みが裏強みになると周りがどう思っているのかに敏感になったり、

バランスがとれているかが気になる。

みんなをうまくやろうと思っているから決められない。

決める判断を何にするのかを持つことが大事。

全員が「良し」ということは無い。妥協点を探してしまっている。

 


 

参加者Bさん

全部に100をめざす。それが強く出ていている。周りの人と違うことを求められる。

私自身の意見を出して決めていかないと決まるものも決まらないと言われていて、ずっと苦しい。

今日の講座を聞いて、強みをうまく使えていないから苦しいことがわかった。

 

森田の意見

しっかりと考えは持っている。だから自分の意見を自信をもって発言してほしい。そこを恐れないこと。特に、強みに「慎(つつしみ)」を持っているので、裏強みの「怖さ」「不安」を感じてしまっている。

対応策としては、「これだけ考えたのだから・・」と決める。決めたらちゃんと考えているので、それ以上に不安感を抱かない。

ここまで考える、何日考えると決める。「今の自分はここまでだ」と潔く認めて出す。

発言したら次は変わっている自分がいる。出したら必ず結果はついてくる。

しっかり考える強みを持っているので、ぜひ自分の中で止めないで、外に向かって伝えて欲しい。

 


 

このようなやりとりがありました。

 

強みの使い方を知って、

タフなメンタルを自分で作れるヒントになっていれば、

とても嬉しく思います。

 

いつも思うのですが、人間は本当に多面的ですよね。

職場ではいつもピリッとして厳しい人も、

家族の前では優しくて穏やかなことだってあります。

 

逆に、いつもメンタルが安定しているのに、

ある状況になると急に・・・・という方もいます。

 

強みもひとつではありません。

 

わたしたちは、強みの複合体です。

 

 

 

色々な面がある自分を、しっかり受け入れる。

これはとても大切なことです。

 

メンタルの強さを身につけていくには、

あなた自身を知ることがスタートです。

 

特に、あなたの強みがわかると、

自分の活かし方も、良くないときの対応策も

だんだんと見えてくるようになります。

 

当然、他者とのちがいも理解できるようになってきます。

 

人間関係も、より清々しいものへ

改善させていくことができるようになっていきます。

 

自分の強みを知ることから、

メンタルタフネスをはじめていきませんか?

新しい自分を作っていくことに

ご興味ありましたら、 ぜひ参加してみてくださいね。

 

お会いできることを楽しみにしています。

 

森田由美子