強みの見つけ方教えます②

こんにちは、森田由美子です。
前回のブログの続きです。

自分の強みは、

1.自分で実感できている強み
2.他者から「強みだね」言われたことがある強み
3.強み診断で出てきた強み
4.弱みから強みを見つける


この4つの方法があります。
今日は、3と4についてお伝えします。

まず、「強み診断」で強みを見つける方法です。
質問に答えながら強みを探していきます。
結果で出てきた強みは、納得がいくものと、
自分では意外だと思うものが出ることでしょう。
違った視点で強みが分かって、
なんだか自分の可能性が広がったように思います。

また、自分で答えているにも関わらず、
不思議と「えっ!これ私の強み?弱みと思っていた」というものが
出てくることがあります。

これは次にお話することともつながるのですが、
「強みと弱みは表裏一体」という言葉があるように、
それぞれの強みには表と裏があります。

私たちはその強みの欠点の部分をとらえて、
勝手に弱みと思い込んでいることがあるんです。

それにしても、予期しない強みが出てくるなんて楽しいと思いませんか?
強みを探す一つの方法として、強み診断をしてみてはいかがでしょうか?
そして診断が出たら、「合っている」「違っている」ではなく、
まずは出た強みを自分の強みと信じることが大切です。

最後の4つ目の方法が「弱みから強みを探す」です。
私は、弱みは2種類あると考えています。
一つは、3でお伝えしましたが、
本当は強みだけど自分の強みとして意識したことがなく、
どちらかというと弱みと思っているというもの。

たとえば「極(きわみ)」という強みを例にとると、
限りなくよりよいものを目指すあまり、
結果的には締め切りに間に合わなくなってしまったり、
不安になってしまったり、人にも完璧を求めて厳しくなってしまったりします。
とても強みだとは思えないかもしれません。
本当は「よりよいものを目指す」強みなのに、
弱みになってしまっているものを、
メンタルタフネス協会では「裏強み」と名付けています。

強みと弱みは別のもののように思いますが、
実は強みなのに弱みと思い込んでいる人が何と多いことか、
もったいないことですね。
弱みだと普段思っていることを、
是非、「もしこれが強みだとしたら・・・」と考えてみてくださいね。
「弱み」から「強み」が分かります。


もう一つ、私が考える弱みというのは、
そんな強みがあればいい、とは思うけれども、
その強みは「自分らしくない」と思うものです。
例えば、「謙虚」な人を見ると控えめでいいなとは思うけれども、
やっぱり自分の考えは伝えたいし、いつの間にか前に出てしまっている。
謙虚な人は素敵だとは思うけれども、
やっぱり私らしくないと感じてしまうところです。
これを「使うのが苦手な強み」と言っています。
あこがれはするけれども、
実はあまり価値を置いていない、といったこともよく耳にします。

自分の強みを知る方法を4つお伝えしましたが、
あなたの強みは見つかったでしょうか?

自分の強みを知ることは、自分の軸ができることにつながります。
勉強会でも、「強みは自分の軸になるね」といった意見が出ていました。
自分軸がある人は、他者に振り回されることも少なく、
自分の考えをしっかり持つことができます。
また、失敗したり、できないことがあったりしても、
自分を否定するのではなく、
「次は成功するために何ができるか、何が必要か」といった
思考と行動につながります。


強みを知り、意識して強みを生かす行動をすることは、
自分の人生を豊かにしていきますから、
この機会に強みを見直してみてくださいね。

それでは、また。
森田由美子