子ども時代のあなたが教えてくれること

こんにちは。
森田由美子です。

今回は自分の子供時代を糸口に
強みや弱みについて進めていきたいと思います。

「あなたの強みは?」と尋ねられるとすぐに返事ができないけど、
「あなたの弱みは?」と尋ねられると、
「それはすぐに思いつく!」という方は多いと思います。

その「すぐに思いつく!」という弱みについて、
ワークを取り入れながらお話していきたいと思います。
できればワークにも取り組んでもらえるとうれしいです。

子供時代のあなたが教えてくれること

子供の頃はこんなことが得意だったなぁ~とか、
こんなことが苦手だったなぁとか、子供の頃はよく叱られたな、
こんなエピソードあんなエピソードを思い出してみましょう。

子供の頃のあなたは、今のあなたのように
「いい人でいなければならない」「間違ってはいけない」
「~でなくてはならない」というような鎧をつけていません。


だからこそ鎧をつけていないあなたに出会えるチャンスがあります。
それは、今のあなたに必要な気付きを与えてくれます。

あなたの子供時代を振り返ってみる

ここからは簡単なワークです。
実際にやると、思わぬ発見が心を軽くしてくれますので、
ぜひトライして欲しいです。

下記の1から6までの質問について考えてみてください。
質問の答えが頭に浮かんできたら、
そのままノートかパソコンに書いてみるのがオススメです。

ではいきましょう!

ワーク 子供時代を振り返ってみよう

1. あなたは、どんな子供でしたか?
例)おとなしい子供だった、やんちゃな子供だった

 2. あなたは子供の頃、どんなことをよく考えていましたか?
例)今日は何をして遊ぼうかを考えていた、今夜の夕飯は何だろう、何かいたずらを考えていた等

3. あなたはどんなものが好き(または得意)でしたか?またそれが好き(または得意)だった理由は何でしょうか ?
例)野球・かくれんぼ、算数や体育や図工、カレーライスやハンバーグ、学校や遊園地などなど

4. 嫌い(または苦手)なものは何でしたか?それが嫌い(または苦手)だった理由は何でしょう?

5. あなたの子供の頃の将来の夢は何でしたか?それは、どうしてそう思ったのでしょう?

6. 子供時代のあなたが、今のあなたに声をかけるとすると、どんな声をかけるでしょうか?

以上です。お疲れ様でした。
質問に答えていただきありがとうございます。

色々な記憶が出てきましたよね?
嫌なことも、楽しかったことも、どちらもあるはずです。
それはそれとして受け止め、
今こうしてここにあなたがいることが大切なのです。

そのままの自分を受け止める

長い時間を生きると、良いことも嫌なことも、どちらも経験します。
良いことだけしか経験していない人はいません。
同じく、嫌なことだけの人もいません。

強みと弱みも同じようなものです。誰もが弱みを持っています。
全員が弱みを持っています。
苦手なことがあるなら、それでいいんです。
まずは受け止めること。
変に逃げると逆に面倒なことになります。

「できないことは、できない」「でもできることはできる」と、
できること・できないことがあることを受け入れてみてください。
苦手だけど必要なスキルがあるなら、
学んだり得意な人に教えてもらったり、色々と解決策はあります。
弱みだと受け入れていれば、やるべきことにスムーズに集中していけます。

明石家さんまさんの座右の銘が、
「生きてるだけで丸儲け」だと聞いたことがあります。
確かに、そうなんですよね~。
まずはいったんあるがままの自分を受け入れて、
それからなりたい自分を目指していく!
弱みも、苦手で弱い部分だから気にはなるけど、
なぜか愛おしいと思えることがあります。

『清濁併せ呑む』
『酸いも甘いも噛み分ける』という言葉があるように、
強みも弱みも正面から受け入れて、
自分を豊かにしていけるといいな、と私は思います。

職場など人との関わりの中でも、
お互いの強み・弱みを理解し合って、
尊重し合い助け合える環境が作れるといいですね。

なにより、今こうしてここにあなたがいることが大切なのです。
だから、まずはあるがままの自分を受け入れてあげてくださいね。

それでは、また。

森田由美子