強みを見つける方法を教えます①

こんにちは、森田由美子です。
先日、当協会(メンタルタフネス協会)の強みエキスパートさんと
強みアドバイザーさんたちと強みの勉強会をしました。
皆さんのお話を聞いていると楽しくて、おまけに元気が出ました。
楽しかったのは、きっと自分の強みと他者の強みを
大切にしているお話が出るからだと思います。

自分の短所にフォーカスしていませんか?

さて、あなたは自分の強みについて考えたことがあるでしょうか?
社会人になってからは考える機会がほとんどなかった、
という方も多いのではないでしょうか?
それはとっても、もったいないことです。
人は必ず強みを持っています。
その人の中にある強みを全く意識することなく、
強みなんてないと思っていたり、
指摘された短所にだけフォーカスして、
勝手に自分はダメな人間だと思い込んでしまったりということもあるようです。これまで褒めてもらうことがなかったからわからない、
という方もいるかもしれません。
でも、人はいつでも、いつからでも自分の強みを見つけることができます。

年齢であきらめない。強みは“自分への信頼度”を高めてくれる

特に、ある程度まで年齢を重ねていくと、
自分の強みについてそれほど関心が無くなっていくように感じます。
「仕事もプライベートも今さら変えていくことは難しいなあ・・・」と
ご自身の伸びしろといいますか、
将来の楽しみや喜びへの期待が薄まってしまっているようです。

だけど特別に大きな変化を起こさなくてもいいんですよね。
日常での“自分への信頼度”が少し高まるだけで、
メンタル面の安定に良い影響が出て、
清々しく晴れ晴れしい気持ちでいられる時間が増えます。
本当はある程度の年齢を重ねた方々にこそ、
ご自身の強みを探して見つけてほしいなあと思っています。


でもこれはあくまで私の経験の範囲内での傾向です。
もちろん正反対の人もいます。
突然自分の強みに関心を持ち、探して見つけて受け入れて、
生まれ変わったようにのびのび生き始める人もいます。
年齢を重ねていればいるほど、
あなたの中には“あなただけの経験”が眠っていますから、
探せば必ず強みを見つけることができるんですよね。

強みを見つける4つの方法

自分の強みを見つけるには、いくつかの方法があります。
1つ目は、自分で実感できている強みです。
これまでの成功体験などから、自分で強みとして認識できているものを
改めて強みとして見てみることです。
2つ目には、他者から言われたことがある強みです。
自分が思っている強みを「あなたの強みだね」と言われると、
強みとしての認識が深まりますし、
自分では思ってもみなかった強みであっても、新たな気づきにつながり、
自分の強みが増えていくことにつながります。
3つ目には、強み診断で強みを見つける方法です。
いくつかの質問に答えた結果として強みが出てきます。
自分で答えはしますが、自分では思ってもみなかった強みが出るなど、
新たな気づきにつながります。
4つ目は、自分が弱みと思っているところから強みを見つけることです。
3つ目と4つ目については、次回お伝えしますね。

「こんなの誰でもできる」は強み発見の罠

では、強みを見つけていきましょう!
まずは、これまでに自分の強みだな、と思ったことを思い出してください。
知らず知らずのうちにうまくできていることがありませんか?
よ~く思い出してくださいね。「知らず知らず」がポイントです。
「こんなの誰でもできる」とあなたが心の底から
思っていることにヒントがあります。

得意だ、と思えていることがきっとあるはずです。
どんな小さなことでもいいんです。
こんなことでは強みといえないな、と思っていると
いつまでたっても強みは見つけられません。
まずは、割と簡単にできてしまう、
やっていて楽しいと思えるところから強みを探していきましょう。

誰かの「いいね」を信じてみよう

そして、他者から言われたことのある、
あなたのいいところだったり得意なことだったりも、
同じように思い出してみましょう。
「いいねと言われたけどピンとこない」と否定せずに、
そんなところもあるのかな、と受け止めてください。
大切なのは「自分には強みがある」、と思うところから始めることです。

強みを受け入れると、軸がぶれない強さが手に入る

私は、人は自分が既に持っている強みを使い切って生きることが、
幸せな人生の一つにつながると考えています。
これまで多くの方に強みについて伝えてきましたが、
自分の強みを強みとして受け入れることができると、
何か好ましくないことが起きても軸がぶれない強さを手に入れていきます。
心がタフになるんです。
是非、自分に向き合っての強みを探してみてくださいね。
もしよかったら、教えてもらえると嬉しいです!
強みはあなたの中に既にあることを覚えておいてくださいね。

それでは、また。
森田由美子