「今あるものから良さをより引き出していく」ということ

ちょっとプライベートなお話を。

 

仕事内容や業界はちがっても、
取り組み方や考え方に
共感できることってありますよね。

 

たぶんそれは、
自分が大事にしている価値観だから、
共感できるんだと思います。

 

私のなかにある仕事への姿勢や哲学を、
改めて認識できる機会なわけですね。

 

あなたもそんな出来事がたま~にありますよね?
「そうそう!」って心がハッとして、
頭がぐるぐる働いてピン!とくる出来事です。

 

先日そんな経験をしましたので、
お伝えしておきたいと思います。

 

友人に誘われて、島根県の石見銀山にある
「他郷阿部家(たごうあべけ)」という
古民家を改装した宿に行ってきました。

 

松場登美(まつばとみ)さんが経営されています。

日本の家屋を生かしながら、
より住みやすさを追求した宿です。
 

 

そこでの夕食の時間は、
みんなで1つのテーブルを囲みます。

 

「みんな」というのは、
偶然その日に宿泊した人たちと
一緒にご飯を食べるのです。

もちろん、オーナーの登美さんも一緒です。

 

宿には3室しかありません。
偶然同じタイミングで泊まっていたのは、
韓国の女性3人と、
小豆島から来た母親と娘さん、
そして私たちの2人です。

 

スタッフは料理長と、
アメリカから勉強に来ているという若い男性、
そして登美さんの理念に共感した
2人の20代の女性です。

 

環境がそうさせるのか、
みなさんとても柔らかい表情をしていました。

 

土地のものを使ったお料理は、
お腹に優しく感じます。

 

そして白熱灯のオレンジの柔らかい光、
お料理のいい匂い、
竈で焚いたご飯から上がる湯気。
 

 

なんとも懐かしい
ノスタルジックを感じる時間でした。

 

みんなで話しているうちに、
韓国の教育や生活の現状、
登美さんのこれまでの過去の話や、
これからの未来の話を伺うことができました。

これは私にとって、とても刺激的な時間でした。

 

そんな語らいの中、登美さんと意気投合したのが、

「伝統は守りながら、現代に即したように進化していく」

という考えです。

 

進化するということは、
「今あるものから良さをより引き出していく」ということ。

新しく何かを「付け加える」のではありません。
「引き出していく」のだと考えています。

これってまさに、
私たちがやっていることだと思いました。

 

本来持っている強みをより引き出していく。

すでに持っているものの「使い方」を伝えて、
引き出しやすくする。

引き出し過ぎてるときに気付けるように、
裏強みについても伝えていく。

 

私はそんなふうに、それぞれが持っているものを
引き出すことができるように、
お役に立っていきたいと改めて思いました。

 

テレビや車の音はなく、虫が鳴く声だけの時間。

日常から解き放たれ、
なぜか現在と昔を行ったり来たりできる時間でした。

 

こんなところでタフネス講座ができると、
どこか懐かしく感じながら、
過去と現在の自分に向き合い、
強みについて考えるのにいいかもしれません。

しかし、古民家を懐かしく思うのは、
私の世代までかもしれませんね。

 

でも、若い人たちもきっと、
日本の昔の暮らしを懐かしく思えるのではないかと、
そう思ってます。

そのうち講座のひとつとして、
強み修行を兼ねた合宿に行きたいですね!

楽しみです。

泊まった宿はこちら【他郷阿部家】