改めて思い出してみませんか?あなたのストレス対処法

こんにちは。森田由美子です。

ストレスというワードは、このブログでも何度か出てきています。
対処についてもお伝えをしています。
でも、日常に追われていると忘れてしまうことがあります。
ここで改めて、ストレス対処法を思い出して、
いつでも対応できるようにしていただければと思います。

ストレスって悪いもの?

現代に生きる私たちは、
日々、様々なストレスにさらされているといってもいいでしょう。

仕事や人間関係だけでなく、
暑い寒い・騒音・などもストレスの元になります。
実は、ストレスをすべて失くす、というのは無理なことなのです。
一方、適切なストレスであれば、
眠っていた力が発揮できることがあります。

ストレスは必ずしも悪いわけではなく、
短期間で適度なストレスであれば、モチベーションをあげ、
物事に対して取り組む手助けをしてくれます。


単純にマイナス面だけで
捉えることができないのがストレスです。
でも、過度なストレスや継続的なストレスがあると、
やる気も健康も損なわれやすくなります。

では、ストレスがかかった時、私たちはストレスダメージから、
どのように回復したらいいのでしょうか?

ストレス対処方法や解消法は様々ありますが、
実は、人によって違います。
たとえば、人と話してストレス発散する人もいれば、
体を動かす人もいます。

ストレスそのものを無視して放置するスタイルの人もいます。
ただ、覚えておいてほしいのは、
絶対的な答えはない、ということです。
これからお伝えする対処法は、
「向き不向きがある」という捉え方をしてほしいです。
絶対に合わない対処法、絶対に合う対処法、というものではありません。

6つのストレス対処法

ストレス対処法として、下記の6つがあると言われます。

1.積極的問題解決(今できることは何かと考える)
2.問題解決のための相談(自分でどうにもならにものは、誰かに解決策を相談する)
3.気分転換(いったん頭から放すために自分の好きなことをする)
4.他者を巻き込んだ情動発散(誰かに話しを聞いてもらう、愚痴を言う)
5.回避と抑制(元気がない時は、ストレスに立ち向かわない、先送りする)
6.視点の転換(とらえ方を変える、何とかなると思う)


困ったことや悩み事があった時、あなたはどうすることが多いですか?
どれが良くてどれが悪いわけではありません。
複数の対処法を持っておいたほうが
上手にストレスに対応できますよ、というものです。

自分が元気でいるために、
役に立つ方法をその時に応じて使うということです。
ストレスへの対処法が1つしかない場合は、
ぜひ備えとして他の対処法も手に入れてみてくださいね。

私の対処法 or 私の場合

実は、私は全部使っています。
ストレスとはうまく付き合っていきたいので、
その時に応じて対処法を組み合わせることもあります。

その中でもよく使うのは3番と4番の方法ですかね。
特に3番の気分転換はよくします。
むしろ、気分転換し過ぎているかも。
でもそのぐらいがちょうどいいと思っています。
気分転換はオンとオフの切り替えでもありますからね。
煮詰まったら他のことをする。
特に、自然は大きな力をもっていますから、
外に出て自然の中に身を置くだけでも気分転換になります。

4番にも助けられています。
誰かにストレスを感じていることについて話してみると
す~っとした経験があると思います。

話すは「手放す」につながると言います。

その次によく使うのは、2番ですね。
「ヘルプを出す」です。
「助けて」「教えて」「相談にのって」と誰かに伝えましょう。
仕事は一人で抱え込むものではありません。
必ず誰かと関わって仕事をしています。
だとしたら、共に働く仲間を信じて、困ったときはヘルプを出しましょう!
「こんなことを聞いたらどう思われるか」
「なんだか恥ずかしい」
「うるさいと思われるんじゃないか」なんて思わずに、
ヘルプを出しましょう。
もちろん仕事以外でも必要な時はヘルプを出してくださいね。

ヘルプを受け取る

助けを求められた方は、
その人のための時間を取ってみてください。

自分が忙しいときは、そんな時間も惜しい、と
思うこともあるかもしれませんね。
その気持ちはわかります。
そんなときこそ、誰かのために時間を作れた自分、
同僚の役に立てた自分を、誇らしく思うようにしてみてください。
自己信頼感もあがりますよ。
もしも、どうしても時間が取れないときに「ヘルプ」を受けたら、
「〇時ならいいよ」「〇分なら大丈夫」と、
都合のつく時間を伝えてくださいね。
相手もあなたの忙しさをわかったうえで、
勇気を出してヘルプを出してきているはずです。

誠実に、古くからの友人に接するときのように、
受けとめてあげてください。
そして、ヘルプを出した方は、
時間をとってくれた人に必ず感謝の気持ちを伝えましょう。
当たり前のように聞こえるかもしれませんね。
でもそうやって信頼は作られていきます。
ポイントは「目を見て伝える」です。
これが本当に大事です。


恥ずかしいかもしれませんが、
感謝という感情表現をストレートに伝えることができるポイントです。
かかるストレスによっても対処方法は変わってくると思います。
あなたが心身共に健康に過ごすために、
あなたのストレス対処法をポケットやデスクの引き出しに
いろいろ忍ばせておいてくださいね。


それではまた。

森田由美子