「攻撃的な態度を止めたいのに、自分を変えられない」
そんなあなたにお伝えしたいことがあります。
程度の差はありますが、誰にでも苦手な人はいます。
私にも、もちろんいます。
でも「この人は苦手だ」ということだけで、
あなたが相手に攻撃的になるのには理由があります。
本当はあなたが不安で仕方がない
自分に自信がない
これが理由です。
そして、
あなたが自分も相手も大切にしていない、
ということです。
あなたに理解しておいて欲しいことがあります。
人はだれでも、
「できることと、できないことがある」
いうことを知っておくことです。
そうすることで、
「できない自分」も受け入れることができます。
誰よりもあなた自身のことを
受け入れておくことが大切です。
不安で仕方がなくて、自信がないなら、
あなた自身を受け入れるようにしてみてください。
そのために、やって欲しいことがあります。
あなたの良いところを出せるだけ出してみて欲しいのです。
ノートを開いて、ペンを持って、どんどん書き出していく。
「その方法、聞いたことあるし、やったことがある」
「でも意味なかったんだよな」
読みながら、そう思っているかもしれません。
それでももう一度やってみてください。
徐々に誰とも比べない、自己肯定感が育つからです。
その自己肯定感は、人と比べるものでありません。
できること・できないことのどちらも含めて、
あなた自身を受け入れていくことができます。
自己肯定感は『育てる』ものです。
『ある・ない』で分けるものではありません。
『育てているか・育てていないか』です。
周りからみて、無意識で自己肯定感が高そうな人もいますよね。
そういう性格なんだろうな、と感じさせる人です。
だけど実はその人も、無意識なのかもしれませんが、
自分に向かって良いところを話しかけているはずです。
「いいぞー、がんばれてる!」
「よし、今日やれることはやったな」
という感じです。
つまり、『育てている』わけですね。
良いところを出すときは、人と比べる必要はありません。
「がんばったな」「よくやったな」と思うことを
出せるだけ出していく。
どんなに小さなことでもかまいません。
そして、それを大きく書いて自宅の壁に貼っておきましょう。
壁に貼った後も書き加えることがあれば書き加えてください。
壁に貼ることができなければ、
毎日必ず目に入るところに置いておいてください。
少しずつ少しずつ、あなたの今を認めて、
受け入れていくことができるようになります。
でも覚えておいてください。
私たちは変わることを本能的に怖がってしまいます。
「このままではいけないな」
「変わったほうがいい」
そう頭ではわかっていても、
私たちは『変わること』を恐がります。
いつもの自分を守りたいのです。
そのほうが誰にも何も言われなくて、ラクだからです。
ストレスにならないし、負担もないからです。
だけど、より良く変わることを怖れないでください。
変えてみることで、
あなたの望みに近づけるなら、
少しでいいので変えてみて欲しいです。
本当は、心の底で期待している状況って、
あなたにも必ずあると思います。
「こうなったらいいな」という期待を、
現実にしていく小さな行動を、選んで欲しいと思います。
本当は変えられる力を持っているなら、
力を出す生き方を私はおすすめします。
そのほうが、私は幸せだと思うからです。
あなたの中にはもっともっと、
まだ自分でも気づいていない、
素敵な部分がたくさんあるはずです。
今日もまた一歩、力を出して、前に進んでいきましょう。