2月に思うこと

こんにちは、森田由美子です。
2月になりましたね。
2月は如月(きさらぎ)という別名があります。

まだまだ寒さが厳しい時期ですが、
名前の由来になった如月(にょげつ)には、寒い冬が終わり、
春に向かって万物が動き始める時期という意味があるそうです。
2月4日は立春、暦の上では春を迎えます。
寒さがもっとも厳しい時期でありがならも、
人の心は春待つ気持ちが芽生えてきます。
まだまだとは思いつつ、
水仙の花だよりや梅の開花予報が気になってくる頃でもあります。

「明けない夜はない」

2月の厳しい寒さと春を表す如月という言葉は反対の言葉とも言えます。
しかし冬の寒さの厳しさがあるからこそ、
春を待つ希望の気持ちが湧いてくるのでしょう。

「明けない夜はない」といったマクベスの台詞もありますね。
新型コロナウイルスによって私たちはまた自粛に追いやられています。
経済的に困難を極めている方もいるでしょう、辛いですね。
孤独を強く感じている方もいるでしょう、ヘルプが出せず苦しいですよね。
自由がなくなって閉塞感を感じている方もいるでしょう、息苦しいですよね。

そんな時こそ、この2月という季節を思い出してほしいんです。
寒いけど、ちょっと外に出て自然に目を向けてみてください。
必ず1月とは違った変化が見て取れると思います。

そういえば、1月半ばに庭でつくしを見つけた、という話を聞いて驚きました。自然に目をやるとちょっとした変化に気づくかもしれません。
こんな時こそ、自然に目を向けましょう。

明けない夜はない、を支えているもの

とはいうけど、辛いときはあるものです。
「明けない夜はない」と、
どう信じてどう乗り越えるといいのか、とも思いますよね。

2月というこの時期は、まさにそういう時期だと思います。
だって、本当に寒さが厳しい時期ですもの。
そんな時に春を待つことができる私たちは、
春が必ずくると信じているからです。
私は信じるってとても大切だと思っています。

ずいぶん前になりますが、精神科医と話をしていて
「根拠のない自信」という言葉を聞きました。
「私なんて」と思っていると、前に進むことが難しくなります。

そんな時、大した根拠はないけれど、
「私で大丈夫」と信じることで、乗り越えることができます。
「私で大丈夫」というのは私ができることをする、につながります。
先が明確に見えないときこそ、
「明けない夜はない」と信じて春を待ちたいと思います。
そんな、希望をもって日々を丁寧に大切に過ごしましょうね!!

それでは、また。

森田由美子